Podcastへの影響
次世代通信システム5Gの動きが一般の目からみてもかなり活発になってきました。
高速・大容量や、多接続、低遅延といいことづくめの近未来。
日本で普及するのには、あと数年かかりそうですが、
軽くポッドキャストの将来と絡めて妄想記事を書いてみました。
音声と動画の垣根がなくなる?
ポッドキャストは音声メディアは動画ほど容量を食わず、
どれほど高音質でアップロードしても数100MB程度で収まってしまうようなコンテンツ。
現時点でもダウンロードも十秒程度で完了してしまいます。
なのであまり「5Gの恩恵をを受けない?」と思いがちですが、
そうは思いません。
また動画ポッドキャストであれば、やはり落とすのに多少の時間がかかります。
そのため 5Gの時代になると、そんなダウンロード時間も一切考える必要もないくらい高速になるため、動画ポッドキャストでも気軽にダウンロードしてくれる人が増えるのではないでしょうか。
あくまでポッドキャストのいいところは
「どこでも聞ける」「耳だけで聞ける」ところにあるので、
動画ポッドキャストが主流になるかは疑問です。
…それでも動画・ムービーの需要がさらに高まるのは間違いないと思います。
個人的には、Youtube(Google)も音声と動画の垣根をなくそうとしてると思います。
ポッドキャスト論まとめ
高音質化やサラウンド音声
今のところ、Podcastの仕様的にMp3で配信することがほとんど。
でも、将来5Gが主流になれば、
・CDを超える音質の「ハイレゾ」や
・3Dサラウンド音声
なんてものが当然のようにポッドキャストで配信できるようになるかもしれません。
個人的には、サラウンド音声のドルビーアトモスの技術に期待してたりします。
遠くない未来には5.1chサラウンドマイクとかもお手軽な価格になっていることでしょう。
リアルタイムで聴かれている箇所を把握できる
以前紹介したNPRの技術で、
「どこまでポッドキャストが聞かれたか」を認識することができると書きましたが、
あくまであるポイントを通過すれば、という仕組み。
5Gの時代になれば、
配信者はリアルタイムでリスナーの動向を確認することが出来るかも知れません。
そうすれば、
「どこが視聴者にとって面白かった・面白くなかったか」を
知ることができ、
番組の質改善にも役立てられます。
宣伝や広告を入れた場合も、それが聞かれたかどうか数をしっかりカウントすることが出来ます。
ブログ記事(テキスト)とかだとGoogle Analyticsですでに実現可能ですしね…
どこでも聞ける
あともう一つ、5Gの特徴として挙げられるのが、
「あらゆるものがインターネットに繋がる」ということ。
これが5Gの真髄。
これがポッドキャストには一番関わってくる部分かと思います。
「スピーカー用の穴さえあれば、音声を流すことができる」ので
照明やソファー、枕から音声を聞くのが当たり前の時代になるかもしれません。
ここまで書いてきて思いましたが、
5Gの時代が来れば情報量がさらに莫大になり
「人間の脳が耐えきれなくなるのでは」と真面目に思いました。
こんな感じでポッドキャスト関連の記事も書いていこうと思います。
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