The Vergeのウェブサイト刷新とTwitterとミニブログと。

HPのウェブデザイン

2022年の話だけれど、
The Vergeがホームページのデザインを一新したことについてのニュース記事を読んだ。

The Verge goes after Twitter with new redesign | AXIOS

ザ・ヴァージは以前からRSSやSNSでフォローしているけれど、
たまに記事を見るだけだったので、HPの刷新にはあんまり注意を向けていなかった。

だけど、ふとこの記事を目にして、PCのブラウザでThe Vergeのトップページに飛んでみると、
なかなか凝ったデザインをしていることに気づく。

公式HPの大きな特徴として、
編集者や記者が編集的に厳選したコンテンツを
Twitterのようなフィードに流していて、
ニュースをミニブログのような形式で読めるということ。

ライターのプロフィールもすぐみられるし、
いつ更新されたのが一目みるだけでわかる設計なのも◎

読者もコメントをしやすいのも大きなメリットで、
コメントでしっかり議論がされていて興味深い。

わざわざホームページに来る人を一番大切にするデザイン設計というのが
すごく伝わってくるし、実際にThe Vergeのビジネスもうまくいっているらしい。

チーム内でも投稿の整理がつきやすいので、
無駄な時間も節約できたという副次効果も。
(なるほど、そういうメリットもあるのか)

 

Twitterに投稿するということは、すなわち
ツイッターへの依存がさらに高まる、という仕組み。
(これはどのSNSにも言えることだけど)

The VergeのHPをみて、
SNSってなんのためにあるんだろう?と改めて考えこんでしまった。

企業側として、
これからは自社HPに来てもらうぐらいの魅力を備えたウェブサイトを設計することが、
なにより重要になってくるんだろうなと。

 

AXIOSの記事の中で、

「ソーシャルメディア疲れが強まるにつれ、ブログの単純な力がより重要になる」
というコメントもあって、なんかこれからも頑張ってほしいなと。

 

“I 100% think we can revolutionize the media with blog posts,” he said. “We’re kind of going back to basics moment” of building communities around writers.

今後もいろんなメディアの取り組みについて書いていきたいなと。

インターネットをどう改善させるべきか?

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nejimaki
ゲイブロガーが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/LGBTQ/ライフハックなどについてお届けする、ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

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